最近ではどこへ行っても冷房が効いていますが、冷えは病気のもとともいわれます。「夏の野菜は、からだを冷やす“陰性”を多く持つ野菜ばかり。そのまま生でばかり食べていると、知らぬ間にからだは冷えてしまいますよ」と穀物料理研究家の尾形妃樺怜さんは言います。
土鍋には、“遠赤外線効果”といって、ものの芯までしっかりと熱を通し、ふっくらとあたためてくれる作用があります。冬に食べる石焼芋は、食べ終わった後もからだがぽかぽかとしていますが、あれが遠赤外線の熱効果で、効率的にからだをあたためてくれます。
さらに、土鍋の熱効果は素材の甘さを引き出します。今回の取材で驚いたのは、これまで味わったことがないような凝縮された野菜の甘さ。特に、土鍋のトマトソースは絶品です。
今回ご紹介するレシピはすべて、マクロビオティック理論に基づいて陰陽のバランスをととのえてもらったものです。尾形さんによる、簡単な陰陽の食べかたのアドバイスもあります。
マクロビオティックに関心がある、という方もどうぞ。 |