いきいき編集長からの手紙【3】
ふたたび三連休最後の夜。そろそろ片寄からのメールが届くかな、と思っていてくださいましたか。今夜はちょっと遅くなりました。
こんばんは。「いきいき」編集長の片寄です。暑さ寒さも彼岸までと、昔の人の言うとおり、東京は涼しくなりました。風邪などひかず、お元気でいらっしゃいましたか。療養中の方もいらっしゃるかもしれませんね。具合は、どうですか。
連休のあいだ、私はちょっと郊外に出かけました。そしたら木の葉が少し色づいて、コスモスも咲き、すすきも目にしました。夏の名残りを楽しんでいたときも、ちゃんと秋はやってきていたのですね。とても新鮮でした。桜の季節は、東京のような都会にも樹が多いので、その変化を楽しめますが、このような「小さな秋」の移り変わりは、田舎ならではの美しさです。
実は、いま、私は休日返上で、というか仕事が遅くて、仕事中です。「お休みなのに大変ですね」と、やさしい声をかけていただくことが少なくないのですが、正直に申せば、休日のつくり過ぎ、たとえば休日をくっつけたり、休むことがいいのだとする風潮には、いささか疑問をもっています。というより、額に汗して、つまりからだをつかって働くことこそ尊いという教えが、どうも消えない、古い人間なのです。
ですから、よく「ストレスの解消はどのように?」と聞かれますが、解消とか発散を考えることは、ほとんどありません。たいがいは、朝がくれば新しい気持ちになる、夜になればホッとする、ごはんをつくれば野菜の美しさに見とれ、花が咲けばうれしい。そんな、季節や時間の変化、からだの手入れに気をとりなおす、といった具合です。どうやらそんなふうにこの世には気持ちよくなることが用意されていて、気分転換できるようにつくられているのではないかと思うのです。
さらには、あたたかな言葉や胸はずむお誘いなどをつくりあうことができれば最高ですね。「わぁっ、びっくりした!」
と、私からのメールを受け取って喜んでいただいた方から返信をいただきました。今日のメールも喜んでくださったら、と願いながら送ります。夜、遅くなって、ご迷惑ではありませんでしたか。では、また来週。
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