いきいき編集長からの手紙【24】
 11月になりました。「いきいき」編集長の片寄斗史子です。

 暖かな秋の日が続いていましたが、それでも、じわじわと冷えがやってきているのがわかります。カレンダーをめくりながら、きっとどなたも師走を思われたのではないでしょうか。どっぷりと日差しが消えるようになると、そのぶん朝の光がたいせつに思われ、朝寝坊のくせに朝の時間が日に日に好きになります。

 さて、今日は素敵なお話を。このお話はたぶん、「いきいき」の新年号での誌面でご紹介しますが、とてもいいお話なので、いち早く。

 今日、いきいきショールームへ行く前に神楽坂の毘沙門さま(善國寺)におまいりしたときのこと。「片寄さん?」とやさしい声。読者の方とすぐにわかります。「母と読んでます。長崎から来たんです」。あたりに同じ年ごろの女性と、どうやら連れのような若い男性4人。全部で8人。「こっちは、息子の友だち、こっちは私の友だち」なるほど。で? 「みんな、ご近所で、子どもたちは幼なじみの同級生。私たちはその母親で、揃って今年、60歳」。還暦のお祝いに東京近郊に暮らす4人の息子たちが、それぞれの母親をこの連休に東京に一緒に招待した、というわけなのです。

 4組の母と息子のカップルは、「神楽坂に行きたい」という読者の方の希望により初日をスタート。明日はレンタカーで8人一緒に箱根で1泊。2泊3日の旅の企画も費用も、すべて息子たち。なかなか、やりますね。ちなみに父など、その他の家族は「行ってらっしゃい」と、喜んでお留守番役。晴れの日。今日の天気のような出会いでした。

 ショールームでは、福岡から揃っていらした母と娘のカップルもいらっしゃいました。「きものフリーマーケット」がお目当てとのこと。神楽坂の、いろいろな物語。あなたもお出かけください。では、また。からだを冷やさずにお過ごしください。


■いきいきショールーム (年中無休)
■いきいきショップ (いきいきから生まれた商品の販売)

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