いきいき編集長からの手紙【27】
「いきいき」の読者のみなさまへ
東京では桜が散りはじめ、その下を行く人の肩を飾っています。こんなに美しい季節なのに、みなさまに、お詫びの言葉とともにご報告をしなければなりません。
すでに、インターネットなどでご承知の方もいらっしゃると思いますが、「いきいき」「ふくふく」「スムリラ」を発行しています、私たちの会社、ユーリーグ株式会社は、経営難から、3月30日(月)、東京地方裁判所に民事再生法に基づく再生手続きの申し立てを行い、受理されました。そして、4月3日(金)に、債権者説明会を開催し、同日、再生手続きの開始決定となりました。これによって、「いきいき」の発行をはじめとするユーリーグの事業は民事再生法のもとで、再建を目指すこととなりました。
民事再生法に基づく再生手続きとは、経営困難となった事業の再生計画をたて、それを債権者の方々に認めてもらった上で、再生へと進ませてもらえるものです。
「いきいき」を創刊してこの春で14年目。ユーリーグ株式会社は、「いきいき」のもつ、日々を活性化する機能を、やがて「ふくふく」や「スムリラ」を別冊化することで、より広い層の方に支持を得てまいりました。しかし、一方で、急成長に伴う物流やシステムへの投資、また株式運用などが資金繰りを圧迫し、「いきいき」そのものも苦しい経営の中にありました。「ふくふく」や「スムリラ」では、ご注文をお受けしながら品物をお届けできない状況も起きてしまいました。
ここにいたるまで、多くの読者の方にご心配をおかけいたしました。ご迷惑をおかけしました。ただ、ただ深くお詫びを申しあげます。それにもかかわらず、このような身であるのに、励ましや慰めまで頂戴いたしました。お返しする言葉もなく、この身にいただきました。
まもなく4月10日ごろには、みなさまのお手もとに「いきいき」の5月号と、「ふくふく」と「スムリラ」を1冊にまとめた号が届きます。印刷、出版の時期のずれから、この号のお手紙には、会社の状況をお伝えすることができませんでした。そのことを思うと、お詫びの言葉だけが頭をめぐります。せめて、こうして「いきいき」関連のサイトや「Kメール」で現状をお伝えさせていただこうと思った次第です。
現在は、「いきいき」を中心にして事業が継続できること、外部の取引先の方も社員も仕事が継続できるようにと、さまざまな方の力をお借りしながら、再生へと全力を尽くしています。そして、5月にお届けすべき6月号を編集しながら、この号もお届けできるよう努めています。状況の変化とともに、また、ご報告をしてまいります。
4月9日(木)
「いきいき」編集長 片寄斗史子
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